現在「ペン表」という戦型は非常に少なくなってきた。回転が重視される現代卓球において、スピードだけでは立ち向かう事が困難になってきたのかもしれない。それでもナックルボールを自在に扱い、打点の早さで勝負できるこの戦型は、マスターズを中心に活躍の場は健在なのである。

 

アクアブレードが生まれて約40年、「ペン表」専用ラケットとして今も異彩を放ち続けているのは、表ソフトラバーを生かすための要素がすべて含まれているからである。

私たちが考える表ソフトラバーを生かすラケットとは、飛びがよすぎない、ラケットがしならない、弾きがよい ことである。この3つの要素を生み出すために合板の木組みと合板の素材を見直した。日頃は卓球用の木材としては使用しない「しなり」が少く、反発の低い木材と、弾きがよく飛びがよい檜材を交互に使用することで、弾きはよいが飛びすぎないという今までの表ラバー専用ラケットととして全く異次元のものができあがった。このコンセプトは表ラバーを使用する選手が認め、現在も愛用され続けているのである。